頭痛

偏頭痛の改善は専門医がいる偏頭痛外来で

頭痛の種類はその原因により様々なものがありますが、大きく二つに分けると病気が原因で起こる症候性頭痛と、特に原因になる病気もなく慢性的に起こる機能性頭痛があります。病院で診察を受ける患者さんに多い機能性頭痛の主なものには緊張型頭痛と偏頭痛があり、この二つの頭痛の混合型頭痛もよくみられるようで、原因がはっきりとしている症候性頭痛とは異なり、まだ原因が解明されていないものもあるようです。

頭痛で最も多いとされるのは緊張型頭痛ですが、激しい痛みと吐き気を伴う症状の偏頭痛は、社会生活や日常生活をする上で大きな障害になることもあり、病院で治療する人が増えています。偏頭痛は血管性の頭痛で、まるで頭に心臓があるようだと表現される、脈が打つようなズキズキとした痛みが頭やこめかみの片側、または両側にあるのが特徴とされています。この偏頭痛の原因は、血管が何らかの原因により拡張することにより起きていると考えられていますが、まだまだ不明とされている部分も多いようです。

最近の研究では、強力な血管収縮作用を持つ神経伝達物質の1つであるセロトニンや、脳血管の周りにある三叉神経への刺激などが原因とする説が有力で、こういった研究結果が治療にも活用されるようになりました。偏頭痛の患者が多い欧米でも様々な治療法や薬が開発がされ成果を上げていますし、日本でも頭痛学の研究が熱心に行われるなど、偏頭痛の治療は目覚しく進歩していることもあり、従来の対処法的な治療だけではなく、偏頭痛の治療や改善をする専門の外来として、偏頭痛外来を設けている病院もあります。

ある病院の偏頭痛外来では脳や神経、筋疾患などの診断や内科の治療を行う診療グループで日本頭痛学会の専門医が担当をし、患者さんの問診を続けながら、最新の治療薬などを用いて最も適切な計画を立て、治療を進めてくれるそうです。実際に偏頭痛外来で治療を続けている人は、改善効果を感じる人が多く、日常的な頭痛による影響も少なくなってきているようです。

偏頭痛に悩まされている人は、鎮痛剤を常用していることが多いようで、それが原因で薬物乱用頭痛になってしまう確率が高くなっています。もし鎮痛剤が効かなくなったり、毎日のように頭痛が起こるような場合には、脳の異常や疾患の心配もありますから、鎮痛剤に頼らず、偏頭痛外来などの専門の病院で診察を受けて偏頭痛を改善していきましょう。


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