頭痛

いろいろな頭痛薬がありますが成分には何が含まれているのでしょう

薬と言うのはいろいろな治験を経て、一般に提供されているはずですが、それでも副作用が無いわけではなく、場合によっては体に変調を来たす場合も出てきます。頭痛薬にも当然同じことが言え、自分の体質や体調に合わない場合、副作用に悩まされることもあります。日頃頭痛薬を服用している皆さんは自分の飲んでいる薬について知っていますか。どのような成分が含まれていて、それにはどのような効能があり、自分の体質に合ったものなのか。一度調べてみてはいかがでしょう。

まず市販されている解熱鎮痛剤に含まれる成分には、プロスタグランジンと呼ばれる痛みの原因物質の合成を抑制する作用を持つアスピリン(アセチルサリチル酸)やエテンザミド、同じくプロスタグランジンの合成を抑制するイブプロフェンやロキソプロフェンナトリウム、脳の痛覚中枢に作用して痛みを抑制するアセトアミノフェン、他の鎮痛成分と相乗効果があるイソプロピルアンチピリン、他の鎮痛成分の補助的な目的で利用されるカフェインが挙げられます。市販の解熱鎮痛薬はこれ等の成分を1つあるいは複数を組み合わせて痛みを抑制しています。

これ等の成分にはそれぞれ副作用が報告されており、胃腸障害や肝機能障害などの恐れがあります。どの成分にも共通して言えることは、解熱鎮痛剤を服用して喘息を起こしたことのある場合、胃潰瘍や十二指腸潰瘍のある場合、高齢者、重篤な持病がある人や妊娠中の人の服用には十分注意が必要です。またアセトアミノフェンやカフェインには常習性があり飲み続けると痛みに敏感になったり、中毒症状を呈するようになることもあります。

次に処方薬ですが、片頭痛の血管拡張を抑止するトリブタン系薬剤が知られています。これ等には現在、ナラトリプタンスマトリプタン、ゾルミトリプタン、エレトリプタン、リザトリプタンの5種類の成分が認可されています。これ等の成分のどれが合っているかとか容量はどの程度が最適なのかは個人差があり、いろいろと試してみる必要があります。トリブタン系薬剤には胸部に異常を感じる副作用があります。ただしこの異常は心筋梗塞などとは無関係であることが分かっています。

成分によっては、飲み合わせによって、さらに別の副作用を発現する場合も考えられます。またこの他、様々な有効成分を含む新薬もいろいろと開発されてきています。いずれの場合も容量、用法を守り、異常が出た場合は、すぐに医師に相談することが必要です。頭痛薬に限りませんが、自分の服用するものはちゃんと成分を理解して、危険性も分かった上で利用したいものです。


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