頭痛

痛みを感じる部位で頭痛のタイプを知りましょう

頭痛が起こる原因は、身体的なものから精神的なものまで幅広く数え切れないほどにあり、その原因によって頭痛のタイプも違います。そして痛みを感じる部位には、それぞれに特徴があります。頭痛の痛みは、脳自体が痛みを感じているというわけではなく、脳の周りの神経や筋肉が何らかの刺激を受けることで起こるもので、その刺激の原因によって痛みを感じる部位も違ってくるのです。

こめかみや側頭部に痛みがある頭痛としては偏頭痛がありますが、眼精疲労からくる頭痛でもこの部分が痛むことがあります。偏頭痛はズキズキとした痛みが、こめかみや側頭部の片側や両側にある頭痛で、原因は、まだはっきりと分かってはいないようですが、女性ホルモンやストレスなどが主な要因としてあげられているようです。

眼精疲労というのは、目の疲れが慢性化したものであり、眼の周りの筋肉が緊張して起こるもので、多くの場合には視神経が集まっている後頭部が痛みます。このため眼精疲労からくる頭痛は、緊張性頭痛のひとつとされているのですが、偏頭痛と同じように、こめかみや側頭部に痛みが出ることもあり、また眼精疲労に伴う症状として吐き気やめまいもあるなど、偏頭痛の症状と重なる部分も多いようです。

頭全体が締めつけられるような痛みがあるとされるのは緊張性頭痛ですが、その要因により痛みを感じる部位も違ってきます。前述の眼精疲労のような痛みもありますし、肩こりが原因となる場合には、後頭部から首のあたりが痛むようです。緊張性頭痛は、筋肉の緊張や血行不良により起こるとされていて、身体全体のストレスや精神的なストレスが主な要因となるため、その原因には生活習慣が大きく関係しているといわれています。

また目の奥や眼窩を中心としたあたりに、するどい痛みを感じるのは群発頭痛で、原因は不明とされています。この群発頭痛と同じ部位に痛みを感じるものに三叉神経痛がありますが、三叉神経痛の痛みは数十秒で治まるので、何日も痛みが続くのであれば群発頭痛と判断することができます。これらの頭痛は慢性的な頭痛ですが、病気で起こる頭痛でも痛みの起こる部位に特徴があります。

てんかんによる頭痛である場合には、頭の両側の前の部分が圧迫されるような痛みがあり、高血圧に伴って起こるものでは後頭部に重く感じる頭痛があるとされています。そして脳の病気で起こる頭痛は突然起こり、頭全体を強く締めつけるような痛みが連続的に続きます。このように頭痛の痛みを感じる部位と頭痛のタイプや原因には特徴があり、これらを知っておくことは頭痛が起こったときの対処や治療に役立ちます。


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